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Porcelain crafted in Manifattura Ginori – Italy

THE FINE ART OF MAKING PORCELAIN

ジノリ1735は、常に優雅でありながら大胆な精神と天性のクリエイティブな才能を原動力としてきました。創業以来、その耐久性、透明感、上質な素材で貴重なコレクションをデザインそして製造することで、時代を超越した先見性のある美の理想を作り上げてきました。生来の色彩のエレガンスと大胆でコンテンポラリーなタッチを融合させたすべての作品は、ブランドの歴史的な製造技術と職人技の卓越性を物語り、芸術的なイタリアの伝統と今日の革新的な製造技術をひとつに体現しています。

THE CREATIVE DESIGN DEPARTMENT

デザイン部門では、ジノリ1735の全コレクションのアイデアやコンセプトを、デザイナーチームが考案し、形にしています。

AN AUTHENTIC MODELING WORKSHOP

造形部門では、熟練した彫刻家が図面に生命を吹き込み、磁器製品を製造するための型に仕上げていきます。

THE FASCINATING VOLTONE ARCHIVE

〈ヴォルトーネ アーカイブ〉では、1735年以来マニファットゥーラでデザインされ、製造されたすべての作品の型が保存されています。

THE NATURAL INGREDIENTS OF HARD PORCELAIN

ジノリ1735は、その匠の技により、硬質磁器製造を代表する存在といえます。このタイプの磁器は、求められる硬さ、透明感、そして超微細な品質を得るために、2段階の焼成を必要とします。また材料として3つの基本成分の混合物から作られます。1つ目はカオリン(50%)で、可塑性、白色度、耐性のために使用される純粋で天然の白色鉱物粘土です。2つ目は長石(25%)、金属アルミノケイ酸塩を豊富に含む鉱物群で、粘土の溶融を助け、ガラス化を促進します。最後に石英(25%)が、最終製品の耐久性、高密度、無孔質化を可能にします。

ARTISANAL ARTISTRY MEETS TECHNOLOGY

私たちのマニファットゥーラでは、300年前と同じように、今もなお本物の磁器を作り続けています。成形から施釉、焼成、装飾に至るまで、すべての製造工程は、ジノリ1735の創業当初からのインスピレーションである人間の情熱と細部へのきめ細やかな配慮を表しています。1つの作品が完成するまでには、6~8時間の手作業、関わる職人は少なくとも5人、8日以上の時間を要します。この工程は、伝統的な職人技と、最高品質の磁器を提供するために必要な超高度技術のバランスによって、今日でも際立っています。

MOLDING AND FORMING BY HAND

石膏型はキューブ状の形をしており、その中に製品となる磁器の原型が入っています。スリップキャスト技法により、職人がカオリン、長石、石英の混合物である〈泥漿(でいしょう)〉を型に流し込み、充填します。石膏の多孔性が泥漿の水分を吸収すると、型の内壁にペーストの固い層が形成され、製品が形作られます。準備ができたら、型を開いて「クルード」(生の状態)を出し、ハンドル、取っ手、注ぎ口など、デザインされた要素を手作業でつなぎ合わせていきます。表面は、美的調和と細部の完璧さを達成するために、小さな刃やスポンジを使って丁寧に仕上げられていきます。

TWO FIRING PHASES AND ESSENTIAL GLAZING

成形された素地の製品は2段階の焼成を行います。最初のビスク焼成は、粘土を固めるために1000℃で行われます。その後、熟練した職人の手によって、純水と石英の混合液に浸し、均一で滑らかな釉薬がかけられます。2 回目の焼成は高温の1400℃で行われ、繊細かつ技術的に複雑なプロセスを経て磁器がガラス化します。これにより、作品は多孔性を失い、硬度を獲得すると同時に、表面にも光沢のある透き通ったつやと輝きが出ます。

DECORATING WITH ARTFUL AUDACIOUSNESS

作品は美しく装飾され、唯一無二の存在になります。ジノリ1735の特徴であるクラフトマンシップと工場における工程が融合することにより、デザイナーの創造的なアイデアが魅力的な磁器へと昇華されます。様々な工程で、職人の情熱は、装飾または金箔貼り、エアブラシ、絵付けなどの手作業を通して、さらに高められていきます。

THE PRECISION OF DECAL APPLICATION

気泡や撚れがないよう注意しながら、磁器の表面に施すデカルによる様々なモチーフや色彩の装飾が、磁器の魅力を引き立てています。

SOPHISTICATED HAND-GILDED LINING

ジノリ1735では、多様な色彩と純金、プラチナなどの貴金属を用い、独自のタッチで作品のシルエットを際立たせています。需要の高いコレクションは、部分的に機械を使って装飾を行っています。

METICULOUS MANUAL AIRBRUSHING

手作業でエアブラシを使用する場合、強度と均一性において望ましいニュアンスを得ることは特に難しい作業です。職人は芸術的な感性を忍耐強く表現し、細部に至るまで精密に注意を払って作業を行っています。

A PRESTIGIOUS PAINTING ATELIER

テレピン油と呼ばれる、粉状の顔料や金属を希釈するために使われる松脂の香りが漂う、時代を超越した絵画工房。ここでアーティストたちは各コレクションの装飾を手作業で描いています。フレスコ画の技法である〈スポルヴェロ〉技法で描かれたデッサンを作品表面に転写することで、装飾に命が吹き込まれます。

POLISHED TO PERFECTION FOR SUPERIOR QUALITY

 

品質は、私たちの磁器のアイデンティティと歴史の真髄を表す大切な要素です。最終段階では専門のスタッフがひとつひとつの作品に欠陥がないか慎重に検査し、完璧なものだけが仕上げの装飾段階に進むことができるのです。

 

COLORFUL BEAUTY AT YOUR TABLE

今日、ジノリ1735は、長年の製造における伝統と職人のノウハウに磨きをかけ、純粋な創造性を高めた硬質磁器のコレクションを作り続けています。その唯一無二のタッチは、大胆な美しさと気品あるエレガンスに触発され、洗練されたコンテンポラリーなライフスタイルの代名詞とも言える、味わい深いテーブルストーリーに昇華されています。